2015年3月14日土曜日

ムジカドルチェと春の夕べ



14日、三木市立市民活動センターにおいてピアノとチェロのデュオグループ『ムジカドルチェ』の8周年記念コンサートが開催され、100人を越える聴衆がその音色にうっとりした。さんあいくらぶ、ボランタリー活動プラザ主催。NPO法人This is MIKI 等協力。

藤田紀子さんがピアノ、小賀野祐子さんがチェロを担当。ともに三木市内在住。
二人は、脳性まひの女の子のリハビリ訓練のボランティアでの出会いがきっかけで、ムジカドルチェを結成。

ムジカドルチェとは『やさしい音楽』を意味するイタリア語。

二人は、障害のあるなしにかかわらず子どもから高齢者までを対象に三木市内外を問わず音楽活動を行っており、障がいのある方も含め多くの演奏者とのセッション(合奏)も積極的に取り組んできた。
年に40回強のコンサートを開催し、単純に計算してもこの8年で320回のコンサートを開催したことになる。
レパートリーは200曲以上にのぼる。

8周年記念コンサートは、チェロの小賀野さんが、四国に引っ越すことになったため、さんあいくらぶ、ボランタリー活動プラザにより、小賀野さんへのこれまでの感謝の気持ちも含めて開催したもの。

この日は、二人がグループを結成するきっかけになった女の子と家族もかけつけた。

小賀野さんの引っ越しに伴い、コンサートのペースは落ちるが、ムジカドルチェの活動は続けるという。
この日は、ボーカルの新田俊子さん、カホンの石田親吾さんが友情出演として花を添えた。
小賀野さんは、三木市での20年、ムジカドルチェとしての8年を、春夏秋冬の夏に匹敵する熱く過ごした年月だったと振り返った。

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